西国三十三観音巡礼 番外 花山院(かざんいん)2024年01月09日 23:00

花山院

西国三十三観音巡礼の番外の花山院へ行ってきました。

藤原道兼にだまされて出家した花山法皇が、しばらく
乱れた生活をしていたが、一念発起して、那智で修行して
立派な僧になり、弘法大師が巡った後を西国三十三観音巡礼
として始めました。

兵庫県三田市(さんだし)にあり、本数は少ないですが、
バスが下まで通っています。

境内は、さほど広くはありませんが、花山法皇の墓や
7地蔵や薬師堂などがあります。仁王門があります。

標高400mもあり、小豆島も見え、目の前に有馬富士が見えます。

この人、女性にもてたようで、もと女官12人が慕って、訪れても
会ってくれないので、麓に住み着いて 坂の途中で琴を弾いて
法皇を慰めたということで、琴弾坂という名の坂道があります。

西国三十三観音巡礼 第4番 槙尾寺(まきのおでら)2024年01月05日 23:57

槙尾寺

大阪和泉市にある槙尾寺(まきのおでら)正式名は、
槙尾山 施福寺(せふくじ) を参拝してきました。

バスに2回乗り継いで、急登を30分ほど歩いて
着きます。寺までのオレンジバスというコミュニティバス
は、1月31日で終了とかで、ぎりぎり間に合いました。

寒いせいか、急登は、ふらふらで 苦しい歩きでした。
標高500mもあり、気温も低いようです。

狭いお寺で、見るところもほとんどありませんでしたが、
500円の拝観料で、ご本尊の十一面千手千眼観音像
をはじめ、りっぱな像を見ることができ、写真も自由という
珍しいお寺でした。

弘法大師が20歳で剃髪した(髪の毛をそって坊さんになった)という
愛染堂があります。

下山して、一軒だけのひなびた茶店風の店で、きつねうどん(600円)を食べて温まりました。
柿の葉すし(1100円)を勧められて、買いました。家で食べましたが、まずまずの味でした。

大阪駅も京都駅も人がいっぱいでした。

西国三十三観音巡礼 第3番 粉河寺(こかわでら)2023年12月29日 23:58

粉河寺

紀三井寺の近くにある 粉河寺(こかわでら)に
続いて 参拝しました。

大きいお寺であったが、豊臣秀吉に焼かれた後、
徳川家や浅野氏によって 整備された。

桃山式の枯山水の石積みの庭が立派で、
石の組み方が興味深いです。

鐘も自由に突くことができます。
川の水が粉のように白かったことから
この名前が付いたそうです。

大門と中門の大きな門が二つもあります。

古いせいか しぶく落ち着いた感じの寺院です。

帰りのJR粉河駅の列車を待つ間 午後4:30に
童謡の「カラスと一緒に帰りましょう………」の
夕焼け小焼けのメドレーが流れていました。
少々、郷愁を感じました。

西国三十三観音巡礼 第2番 紀三井寺(きみいでら)2023年12月29日 23:40

紀三井寺

和歌山市にある紀三井寺へ参拝しました。
徳川御三家の和歌山のお寺だけあって、
すべてが立派で広い寺院です。

高さ11mの木像千手十一面観音像はピカピカです。
六角堂、多宝塔、鐘楼が立派です。
名前の由来の井戸 小さな滝清浄水あり、
山内の楊柳水、吉祥水と併せて3つの井戸から
名称が生まれた。

次の粉河寺と対照的で、派手な寺院です。

西国三十三観音巡礼 第1番 青岸渡寺(せいがんとじ)2023年12月25日 23:26

青岸渡寺

西国三十三観音巡礼の一番目のお寺
青岸渡寺に行ってきました。

津駅から特急南紀一号で紀伊勝浦まで行き
そこから熊野御坊南海バスのバスで、往復
1200円で那智山に着きます。

特急とはいっても 2両編成のジーゼルで
案外静かに走っていましたが、3時間かかりました。

山の頂上に広々と 熊野那智大社 と青岸渡寺があり
落差130mの日本一を言われる那智の滝があります。

今年は台風もなく水量が少ないように感じました。
近くに熊野古道があり、坊さんの修行にはいい所です。